ハッカーと画家 / ポール・グレアム

 

2年ぶりぐらい2回目。

読んだことのある本をもう一度読むということをやりたくてやってみた。

僕が転職を考える切っ掛けを与えてくれた本だ。

著者は刺激的なことを言う。読むと思わず「やってみようかな」と思わせる。

内容は知的だけどその分知的であることを要求するからやや読みにくかった。ちゃんとした想像力が必要だ。

特に気に止まったのは「富の作り方」。「誰かがしてほしいことをやる」ことはあまりに当たり前なのにできていないでいる。例えばこのブログは完全に自分用で閉じている。自分がイチユーザーとして、して欲しいこと、あったらいいなと思うこと、それを考えることは難しいけどそれがヒントにもなっている。

一度読んだことがある本をもう一度読んでみて深みはましたけど新しい刺激みたいものはなかった。まだまだ読書初心者なので色んなジャンルを読むときなのだろう。

自分の中で野心的な気持ちが減ってきた時、また読み返そうと思う。それがこの本の本当の価値になっている気がする。