text2svgをつかってfontawesomeをSVG化する

人気アイコンフォント、fontawesomeをSVG化したい。

そんな方にもtext2svgは便利にご利用いただけます。

fontawesomeでは指定のunicode毎にアイコンがフォントの文字として登録されています。

https://fortawesome.github.io/Font-Awesome/

この文字は公式サイト等で確認することができ、このunicodeを出力した文字をtext2svgに食わせれば、 fontawesomeのアイコンをSVG化できそうです。

指定のunicode文字を出力するには、環境によりますがIMEに付属するツールスクリプトなどを利用するとよいと思います。

例えば「github」のfontawesomeをSVG化したい場合。

まずは、fontawesomeをローカルにダウンロードします。

次にlibfreetypeをインストール。

そしてtext2svgをインストールすれば下ごしらえは完了。

rubyの場合は、unicode"U+F09B"を出力するには

ruby -e 'print "\u{f09b}"'
#=> "\xEF\x82\x9B"

unicode=U+F09BUTF-8エンコード出力="\xEF\x82\x9B"を得ることができるので

ruby -e 'print "\u{f09b}"' | text2svg --font=fontawesome.ttf > out.svg

で作成完了です。

いちいちunicodeを調べるのがめんどくさいという方は、手前味噌ですがfaコマンドがご利用いただけます。

ksss9.hatenablog.com

fa github | text2svg --font=fontawesome.ttf > out.svg

先ほどリリースしたv0.0.2では、出力文字の色を変えたり、入力textのencodingを指定できるなど、オプションが追加されています。

よければご利用ください。

text2svgでは、作成されたSVGファイルの権利には一切かかわりません。 作成されたSVGについての扱いはフォントの規約をご確認ください。