YAPC::Asia 2015行ってきた

前夜祭

OSSの話を聞いた感想としては、 基本的にソフトウェアは多くの人が使ってるから大丈夫だろうという感じで使うことが大半なので、 使われるソフトウェアは集中する。

なので9割9分のソフトウェアは、 どれだけ宣伝しようが誰にも使われなくて、 ほんの一部のソフトウェアだけが、使われる悩みを持っていると思う。

また有名な人プロダクトなら大丈夫だろうみたいな感じで、使われるソフトウェアは作者も集中しがち。 つまりは格差社会の構造がOSSにはあると思う。

お金持ちにお金が集まるし、忙しい人に仕事は集まる。 この問題をどうすればいいのかと思ったけど、答えは見つからなかった。

一日目

見たいセッションは大体入れもしなくて、それ自体はしょうがないからいいんだけど、 あまりグッと来るセッションに出会えなかった。

リモートワークのセッションも思ったよりわかっていることばかりで、もう一歩進んだ内容を期待してたけど、 それは案外、自分がリモートワーカーとして成熟しているのかもしれないと思った。

二日目

Mackerel開発におけるScalaとGo、そしてPerlがすごくよかった。 Javaワンライナーを書こうとは思わないし、パフォーマンスが必要な場面でIO-langとか誰も使わない。

言語には適材適所があって、何でもかんでも同じ言語で書くのは不自然とさえ思った。

もはや誰でもRails使えばWebアプリは作れる時代だし、そうなればアプリを書けるだけではエンジニアとして大した価値はない。

インフラを学びたい動機も、もっとやれること増やさなきゃと思ってのことだし、色々やれるようにしたい。

最近Golangのコードを読んでいるので、適材適所で言うと、非同期処理系のなんかに使っていきたい。

3分でサービスのOSを入れ替える技術は、リファクタリングのやつも気になったけど、目の前に直面している問題に近そうな話が聞けてよかった。

いまはAWSを使っているとはいえ、全EC2インスタンスを立て替えてねとなると一日がかりになってしまっている。

これからのことを考えると、BGデプロイできるようにしておけばセキュリティアップデート問題とかRubyバージョンアップ問題とかが一気に解決しそうだ。そのためには少しずつやっていくのが一番なんだなという知見を仕入れることができてよかった。

Profiling & Optimizing in Goは速度がめちゃくちゃ早くて圧巻だった。 最近作っているプロダクトがまさにgo testRuby翻訳なのですごくためにもなった。 プロファイルの機能は「まじかよ」って3回ぐらいもれちゃったし、goのtestマジ最高という気分だ。

あとでyoutubeが上がるということをチラッと聞いたので、見たかったけど見れなかったやつをじっくり見よう。

Perlワンライナーぐらいでしか使ってないけど、YAPC::Asiaめちゃ楽しかった。おつかれさまでした。

ブログを書いたので僕のYAPC::Asiaも終わり。

明日から育児生活に戻ります。