次は決まってます。
はじめに
前回の自分の退職エントリーを読んでみたのですが、何が言いたいのかさっぱりでビックリしました。
さて、そんな話は置いといて。
おもいで
ちょうど4年間、Repro株式会社でお世話になりました。 4年間、本当にいろんなことがありました。 正直、自分でも「あれ?Repro辞めるの?待って、マジで?あんな良い所を?なんで???」という気持ちがよく現れて混乱しています。 引っ越しすると決めたのは自分なのに、いざ今くつろいでいる部屋とお別れとなると思うと急に寂しくなるアレです。
会社には本当にお世話になりました。入社時から週4のリモートワークも認めてもらっていてずっと続けていました。(コロナ禍で2020年2月中旬くらいからは一度も出社できていません) 報酬も高く、面白い仕事がどんどん舞い込んできて、大変優秀な方々と一緒にお仕事しながらエンジニアとして成長でき、かつ超過労働もほとんどなく家族の時間も充分持てました。
担当は主にバックエンド側の機能開発が多く、Ruby on Railsな環境が多かったです。
初期はメッセージ機能といって、お客様のアプリを起動するとポップアップが出てくるやつのサーバー側での効率化や、A/Bテスト機能の追加、webへの進出などに参加させていただきました。 効率化についての知見をまとめた記事は、今でもこのブログのトップヒットになっています。(いうても微々たるものですが……。)
Redisで1000万件のデータを圧縮しつつ定期的に洗い替えする - スペクトラム
中期にやったのは、FirebaseでいうRemoteConfigみたいな機能の実装です。私は、要望とサービスの根本的な思想とをすり合わせて、技術的な仕様を決めていきました。メンバーもすごく優秀で、全員の力がフルに発揮されていました。よくあれだけのことを期間内に出来たなあ。これまでで最高のチームでした。
https://docs.repro.io/ja/dashboard/campaign/ux-optimizer.html
「いま***人がこのページを見ています」機能も楽しかったです。実際のデプロイエンジニアリング的なことは他のチームにお願いしたのですが、フロントから集計系のバックエンドまで、まるっとシステムデザインしました。
https://docs.repro.io/ja/dashboard/campaign/social-proof.html
もちろん全て完ぺきにできたわけではありません。未来に遺恨もいくつか残してしまったと思います。その度に悔しい思いをしましたが、この経験を糧にこれからも精進していきたいと思います。
後期は、 JavaScriptにも挑戦させていただきました。結果的にリリースこそ出来ませんでしたが、異なるパラダイムに戸惑いつつも、JSの考え方に触れることができ大変勉強になりました。
後期は実はあんまり働いていません。というのも、半年の育児休業を取らせていただいたからです。「育児休業直後に転職するんかい」という厳しいご指摘には、「おっしゃる通り」と言う他ありません。甘んじて受けいれます。それでも何の障害もなく、すんなりと半年の育児休業を取らせていただいたこと。また、その直後にも関わらず離職をお許しいただいたこと、会社には心から感謝いたします。
後悔があるとすれば、後期は特にコロナもあって、折角ご一緒させていただいた同僚とあまり話せなかったことが悔やまれます。 また、もう少しマーケティングという事業ドメインについて学んでおけばよかったなと思いました。 というのも、次は別の業界ですが、マーケティングの考え方と大変相性が良さそうなのです。 僅かではありますが、これまで経験してきたことを次に生かしていきたいと思います。
もう社内からプロダクトが成長していく様を見られないのかと思うと、寂しく思います。 また、次は知り合いも全くいませんし、自分の選択が本当に正しかったのか、正直不安でいっぱいです。 それでも自分が決めたこと。もちろん並ならぬ想いで悩み抜き、覚悟を持って決めました。決めた自分を信じて、前に進もうと思います。
私は去ってしまうので大変恐縮ですが、Reproは本当に素晴らしい所です。 エンジニアを始め、様々な職種で大募集しておりますので、是非ご応募ください。
https://culture.repro.io/jobs/
さいごに
西新宿のオフィス近くで食べた、もうやんカレー。
都庁展望台で食べたランチ。
「この人アイコン見たことある!」って人がどんどん入社してくるワクワク感。
大企業とのミーティングで緊張したこと。
会社の人とスプラチーム組んで、大会に向けて特訓したこと。
OKRやらスクラムやらを導入していくゴタゴタ感。
CTOの圧倒的手腕。
マーガーバーガーの店員さんとの雑談。
すべての経験が、大切な宝物です。
これまで一緒に仕事をさせていただいたすべての方々に感謝します。これまで本当にありがとうございました。 特に id:joker1007 さんには特別感謝を述べたいと思います。素敵な会社に誘っていただいてありがとうございました。