アドラー流子育てベーシックブック / キャサリン J. ボルス

アドラー流子育てベーシックブック

アドラー流子育てベーシックブック

積読消化習慣ということで、どんどん読んでいきたいと思います。

この本は、Twitterで見かけて購入しました。知り合いがオススメしている本は積極的に読んでいきたい。

子育て本はいくつか読んだことがありますが、本書は理論派というよりは実戦派という感じで、実際にイメージしやすい短いエピソードが沢山載っていました。

セルフケアの重要性を説いている子育て本は初めて読んだので、そこが印象的でした。

子供にイライラしだしたら、セルフケアが足りてない証拠と思えば落ち着きやすいし、イライラしだしているパートナーにも今ケアが足りてないのかもという視点も持つことができました。

この本を読んで、今まで以上に子供が今どういう気持でいるのか、深く気持ちをシンクロさせて考えるようになりました。

そして、今いっぱいいっぱいになってるのかな?とか、主導権をあげれてなかったかな?とかいろいろ打てる手が広がったように思います。


しいて言うなら、広く浅く、8割の子に当てはまればいいぐらいのチップスが多く、根拠も学問ではなく著者の経験からくるところが大きいのが、読者を選びそうです。 また、アメリカ特有の文化もベースにあり、そのまま日本の文化には転用しにくいだろうというエピソードも多数あるので、その辺は気にせず読み飛ばしていました。

最高の一冊に出会った!という感じではないけど、読まないよりは読んだほうが経験が積めて手札が増える。という感じでした。