mruby用のgem、mgemを3つ追加しました

追加したmgem

https://github.com/ksss/mruby-limits

https://github.com/ksss/mruby-murmurhash1

https://github.com/ksss/mruby-murmurhash2

mgem

https://github.com/bovi/mgem

https://github.com/ksss/mgem-list

mrubyとmgem

rubyでのrubygemsにあたるものはmrubyでは未だしっかりとは確立されておらず、mgemというgemを使うのが現在の主流のようです。 mgem-listリポジトリに、自分が書いたリポジトリを追加してPull Requestを投げると、mgemコマンドで扱えるようになるという形式のようなのですが、現状100個程度とあまりmgemを書くこと自体が流行ってはいないみたいでした。プルリク形式だとboviさんの負荷が大きくならないか心配で少し躊躇してしまいますね。。。送ったけど。

mrubyのgem(以下mgem)を書いていて思ったのは、一般に言われるグローバル変数がないだとか、サイズが小さいとか以外では、

  • Bignumがない
  • というかintを超えるFixnumがない
  • Stringですら追加拡張
  • 毎回処理系自体を再ビルド

といったところでした。

数値関係は「無いならないで、書くのが楽だなぁ」と思います。ただどういった時にFloatにすることにしているのかはしっかり抑えておくべきところのようです。

今回書いたのはかなり(mruby-limitsとか酷いぐらいに)単純なものなので、mgemを作成する際の参考になれば幸いです。