ニブンノイクジ
ニブンノイクジは「大東京トイボックス」や「スティーブズ」で有名なうめ先生の描くwebマンガで、 ママテナとcakesで連載されている。
ニブンノイクジ|うめ(小沢高広・妹尾朝子)|cakes(ケイクス)
毎週楽しく見させていただいているんだけども、七十話〜七十二話が異様に刺さる内容だった。
第七十話 はじめての保護者会 | ニブンノイクジ | mamatenna
第七十一話 アウェイ | ニブンノイクジ | mamatenna
第七十二話 アピール | ニブンノイクジ | mamatenna
なぜ刺さる内容だったのか
僕自身も1歳の子供がいて、この一年真剣に育児に取り組んできた。
仕事も週4で自宅勤務にできるように努力して、できるだけ子供の側にいれるようにしてきた。
たしかに『あなたはよく『お手伝い』できていますね』と言われたら、ムッとするだろう。
男性立入禁止のベビールームにも出くわしたことがある。
この「悪気があってやっているわけじゃないのは分かるんだけど、もうちょっとやりようがあるのでは」という気持ちが共感できたんだと思う。
いってきた
自分の子供も保育園に通っている。
そして、タイミングのいいことに自分にも保護者会なるものに行く機会があったので、実際に行ってきた。
マンガは7〜8年ほど前の特定の園での話なので一概には言えないが、この話が刺さった自分も実際に保護者会に行ってみるべきだと思い、妻に子供を預けて一人で休日の昼間に行ってきた。
保護者会、よい
結果的にはマンガのようなことは一切なく、非常に有意義な交流の場であった。
園での取り組みの紹介にはじまり、園からの連絡事項、園児に実際に提供されている食事の試食会では食材の硬さ・大きさ・味付けなどひじょうに得るものがあった。
また、保育士さんを交えての自由な意見交換・悩み相談などがあった。普段はすれ違うことしかできないおやごさん同士の話が聞けて、「わりと夜泣きで悩んでいる家庭は多いんだな」とか「名前の決め方も画数を気にする人もいれば音で決める人もいておもしろい」など非常に参考になった。
男性の参加者は5割りとは行かなかっもののちらほらとみられ、会話上でも一切の性別による不公平感が感じられなかった。
そんなわけで、保護者会は非常に有意義な場であり、何ら面倒でも不快でもない素晴らしい情報共有の場であることを確認できた。
フィードバック
保護者会で得た情報はすぐさま家庭内にフィードバックされた。
食事はこれまで小さくやわらかすぎたし、味も薄すかったので、 少し大きく、固めに、味もかつお節などで少しつけるようになった。
最近は食事のペースがかなり遅く、1時間ほどかかってしまっていたのだけど、これが見事に改善されてスルスル食べるようになった。
睡眠も、園では毎日2時間ほど昼寝しているのに、休日の家では全然昼寝しない状態だった。
そのことを保育士さんに相談したところ、「園では生活リズムをしっかりと付けて、音楽を流すなどしてお昼寝タイムのスイッチになるようにしています」との回答をもらったので、寝る際に音楽をかけてみることにした。
これまたいつもは23時ぐらいまでなかなか寝なかったのが、22時には寝付けるようになった。
保護者会、ほんとにいいことずくめだった。
- 作者: うめ(小沢高広・妹尾朝子)
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