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7つの習慣 / スティーブン・R・コヴィー

7つの習慣―成功には原則があった!

7つの習慣―成功には原則があった!

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本
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結構な衝撃だった。

 

人格を育てる上での基礎が書かれていると思う。そして自分にとって全く足りていない部分をまざまざと文章化して目の前につきつけられた。「あなたはココとココとココが足りないしそもそも基礎ができていない」と。人を見る目が変わった。これは本書では「パラダイム」と呼んでいたけど本当にパラダイムが変わった。以前に読んだ「プログラマが知るべき97のことhttp://ksss9.hatenablog.com/entry/2013/06/14/224828」では約100のパラダイムがあったように見えたけど、今は専門的分野の枝葉や果実のように見える。ぼくは一人のプログラマである前に一人の人間なのだ。

人間に必要な能力「人格」の基礎を教えてくれる。これまで自分の人格を育てようとしただろうか。通常は長い時間をかけて少しづつ気付き積み上げていくなんとなくとしたものが全て言語化され体系化されていた。

僕が昔音楽を始めた時に抱いたイメージは相互に影響を受けて互いに力を強めるいわば「共振」だった。本書での目指すものは「相互依存」であり、「共振」そのものだった。そして共振するためには土台がしっかりとしていなければならなかった。自分の音、人格だ。自立した音、それが共振を生み出す前に必要な物だった。これが足りなかった。自分からやろうとしたところは良かったけど、目標も特になかったし優先度も何もなかった。共振する前に安定せず音は掻き消えてしまっていた。

本書では各習慣の理解を助けるために例話が豊富にある。特に夫婦の例や子育ての例は実生活でも思い当たるものだった。僕は怒られた時反射的に「怒られている自分」を演じようとしてしまう癖があった。これは自分が選択したものであり間違った選択だった。ただ相手に熱くなっている自分を自覚させようとしていた。それは話を聞く気がないし嵐が過ぎ去るのをただ待っているという選択だ。自分からもっと良くしようとすれば別の方向へ力を反射できる。その反応はもっと良い方向に選択できる。そのまま暗い生活に落ちていく未来を、僕はいつでも捨てられる。その勇気を持とうと思う。